長崎市長選挙・市議会議員選挙
長崎市長選挙・市議会議員選挙が始まりました。
だいぶ差し障りがあるかもしれませんが、長崎市長選挙について赤木独自目線でお話し致します。
今回8年ぶりとなる長崎市長選挙。
前回は田上さん以外に立候補者がおらず無投票でした。
その前は田上さんが15万票も獲得しぶっちぎりです。
では、なぜ今回の選挙が大事なのか。
それはこの4年間で長崎の街が大きく変わるからです。
一回つくれば取返しがつかない事業。今後50年の長崎を占う大事な選択のときだからです。
だからこそ声をあげなければならないのです。
市長選皆様の選択に少しでもなればと思っております。
今回4人の方が立候補しております。すみませんが、お会いし、知っている方のみ記載させて頂きます。
まず出身について。
高比良元（66）元公務員（県）
田上富久（62）元公務員（市）
橋本剛（49）元公務員（国）
皆さん公務員出身です。バラバラですが、行政のことはどなたでもよくわかってると思います。
僕は民間経験が大事だと考えています。公務員と民間の仕事の仕方は違います。公務員批判ではなく、仕組みの問題なのです。
民間は利益を追従しなければなりませんが、公務員は暮らしを守る立場。考え方が違うのです。
その点においては浪人期間もあり、行政書士として一個人事業主も経験している橋本剛氏がよいと考えてます。
田上富久氏は安定した長崎市運営には定評があります。
人口流出も全て田上氏責任ではありませんし、大胆かつ有効な策が打ててないのは事実ですが大きな失言・失策はありませんでした。
政策について
三者三様の政策ですが、赤木が一番近かったのは実は高比良元氏でした。
全体を絵で表し、ここに何ができるのか未来が見える形にするのは素晴らしいです。
財源問題や実現の度合いなどは難しいものがありますが、こんな長崎ならワクワクするというものが見えます。
これは凄い大事です。長崎がワクワクする場所であること。旧郡部に強い高比良氏。特に南部の地域振興での実績は素晴らしいものがあります。これを長崎全体に広げていくことができればワクワクする長崎がつくれるのではないでしょうか。色々と勉強させて頂きたいです。
橋本氏は具体的です。
https://hashimoto-tsuyoshi.net/
どうやってという部分はチームでという表現をされてますが、例えば大阪のように二重行政を徹底的に止めるためには県と市が同じ方向を向かなければなりません。
市議会の中で活躍していたので、内情もよくわかっているでしょう。
チームだけでは弱いのです。議会は権力闘争そのもの。
他の議員を巻き込んだ戦略が必要となりますが、まだ足りていない部分なのかなと見て言います。
しかし、誰よりも市民目線でお話しができる橋本剛氏。
この4年間仲良くさせて頂きました。
県知事選での挫折を知っているからこその強さ、弱い立場の方々に寄り添う姿勢、心から応援することができます。
田上氏はこれまでの市政運営踏襲+大型事業に対する信任投票
凄いのはやはり伊藤一長元市長銃殺事件の後ただちに市役所を辞め、立候補した度胸と覚悟。普段の立ち居振る舞いからは想像できません。
そこから３期１２年。一度決めたことは頑なに貫かれます。
僕が納得いかない点は２つ。
①MICEについて
必要性は認めますし、長崎にあったらまた色々できるなと考えています。（何をするのかが本当に大事）
ですが、幸町工場跡にジャパネットがスタジアムやホールも兼ね備えた建設計画があがってきてるなかで、相乗効果を狙いますと言い、何も変更なしに進めることは反対です。
今の世の中どんどん環境が変わっていくなかで、それに対応していくことも必要なのです。それを計画・規格変更できないなんて。
完成して、責任の所在は？ってなったときにはもう田上氏はおりません。本当に相乗効果を狙うなら、一からでなくても計画を練り直すのが普通です。
駅直結は魅力的ですが、ビジネスで考えれば用事おわればすぐ帰ります。しかもフル規格新幹線が通るのはまだ決まってないですし、便利？？と言えるのでしょうか。
僕は幸町に集約してもよいのではと考えてます。
②市庁舎について
公会堂跡地にホール、県庁跡地で市役所がやはり一番いいのではと考えてしまいます。
県庁跡地にホール機能（これから県議会でも議論）をとなってますが、県庁跡地には日常的な賑わいや人の流れが必要です。
これは県と市がもっと同じ方向でまちづくりの絵を描いていければいいのですが、それがまだできていません。
高さ問題は機能の問題と考えてます。市民のためとなるのが1番です。
今回選挙になり本当に良かったです。
各候補者の決意と努力。保身でない姿勢。長崎の未来を想って戦っております。
皆様一人一人長崎の未来のことを考えて投票に行きましょう！！
