長崎市長 立候補 赤木幸仁

長崎市長 立候補 赤木幸仁

お知らせ 2020.12.19

長崎県議会議員の新型コロナ陽性判明について

【事実関係】

12月18日南島原市選出の長崎県議会議員の新型コロナウイルス陽性が判明致し、12月19日には新たに佐世保市選出2名、西彼杵郡選出1名の陽性が判明しました。

その一報は18日朝の8時40分頃議会事務局からお電話で伺い、まだ陽性が確定したわけではないが念のため議会棟1階会議室待機を伝えられ、従いました。(15時ごろ陽性確定)

議会運営委員会で議論の結果、接触がある方は本会議場への出席を見送られ、12時半ごろ唾液によるPCR検査の検体採取を受け、18時に陰性の結果を伝えられました。その接触者検査により新たに3名の陽性が判明したことになります。

 

【反省】

まずは感染判明した方々の早期回復をお祈り致します。

ご対応頂いた医療関係者、県福祉保健部関係者の皆様には心から感謝と、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

そして、皆様に対しまして県民の模範でなければならない県議会議員のなかで、感染が広がってしまったことに私自身責任を痛感しております。申し訳ございません。

また、会食参加についてですが、12月11日に超党派で勉強会に参加した後、止めることもできず飲食店での会食に飲酒せずに参加致しました。結果、感染拡大リスクが伴ってしまっております。お店にも迷惑がかかってしまいましたし、この時期での会食のご批判も真摯に受け止めます。改めてお詫び申し上げます。

 

【経緯】

私自身のことについてご説明をさせて頂きます。

12月は全国的に新型コロナウイルス陽性者が拡大傾向であったものの、長崎県内は散発的な発生であり、他県と比較し医療提供体制も整った状況でした。県内の状況が変わったのはクラスター発生のときだと認識しております。

12月10日

午前中にはクラスター発生の情報が入り、長崎県議会も委員会中でしたが、審議開始時間を遅らせ、審議時間を短くする対策を行いました。午後には皆様も知ることになった接待を伴う飲食店でのクラスター判明です。この情報をもとに私自身、何かしらすぐに対応できるよう飲酒を控えるよう決めました。

外食を控えることまでにしなかった理由はいくつかございます。

以前もTwitterで申し上げたことがあるのですが、会食は悪ではありません。

お店も様々対策をして頂いております。一生懸命働いている方々もいらっしゃいます。

今我々が感染症対策や自粛を行っている理由は自分自身や身近な人、周りの命を守るためであり、その命を守るには医療が適切に受けられる体制が維持できることです。

そこには命と経済のバランスが必要であり、だからこそ私はそのバランスをとった指標の作成をずっと県に言い続け、「ステージ」の考え方ができました。

長崎県新型コロナウイルス感染段階

「ステージ3」以上になると医療提供が逼迫する形になりますが、「ステージ1」のうちは感染症対策を行いながら、経済をまわす段階だと考えております。

直前でキャンセルすると飲食店にはご迷惑をおかけすることになります。

これらを根拠に私は外食は行うものの、飲酒を控える判断を致しました。

 

12月11日

16時30分~18時10分 11月中旬から調整頂き、超党派の議員、県職員3人で議会棟で勉強会を行いました。県の現状、今後の展望など様々な議論ができました。

18時30分~ 日本料理店で勉強会に参加した議員ら、また遅れて参加した議員私含め8人とで食事を行いました。(昨年はこの勉強会で県職員の皆様含めて食事会を行っておりますが、直前に今回は議員だけとしました。)皆さん手指消毒やマスク着用の上入店しております。お酌や席の移動などはしておりません。

20時すぎ長崎市副市長の陽性報道を知ることになり、食事会も終了。私はどこにも寄らず帰宅しております。

※参加議員は南島原市選出議員を除き全員陰性です。

 

12月12日以降

飲酒もしておりませんし、夜は家族以外との外食はございません。昼は議会中議員控室で議員同士食事をとる機会はありました。また、会食の機会の予定や様々な会合に出席依頼はございましたが、感染拡大傾向が続いていたため、調整してキャンセルを行うようになりました。

 

12月12日

県庁及び事務所で作業。誕生日だったため、18時ごろ帰宅。

 

12月13日

県庁及び事務所で事務作業

夜は家族と買い物

 

12月14日

感染段階が「ステージ2」に引き上げられたことを受け、年末まで全て会食キャンセル致しました。この日会議等行っております。

 

12月15日

県庁及び事務所で事務作業

 

12月16日

県議会予算決算委員会や勉強会、議会運営委員会出席

夜は家族でVファーレン応援に行っておりますが、娘が開始12分でぐずったため、すぐに帰宅致しました。人との接触は入口のところのみで、何も買っておりません。観戦場所も人との間隔は空いております。

 

12月17日

県庁及び事務所で事務作業

 

12月18日

朝から議員陽性判明の連絡あり。他の方に迷惑がかかるため、会議や面談機会をキャンセル。18時に自分自身の陰性確認。2回目の隔離生活開始。

 

12月19日

隔離生活中。

 

【皆様へ】

最後まで読んで頂きありがとうございます。皆様納得はできるものではないと思いますが、経緯を書かせて頂きました。冒頭も申し上げておりますが、私の認識が甘かったことを反省し、お詫び申し上げます。止めるべきでしたし、行かない判断が必要だったと考えます。

私自身のことについてはご意見ご批判様々あると思いますが、受け止めます。感染判明された方々についてのことは私からは答えられませんが、どうか早期回復を祈って頂きたく存じます。

そして、飲酒を控えたり、外食を控えたりするのは私個人の考え方です。一律にお願いするものではありません。

命を守り収束させることが一番の経済対策だとする考えは変わらず、県議会議員として襟を正し、今後も皆様のために力を尽くして参ります。この度は申し訳ございませんでした。