【所属決定】長崎県議会特別委員会設置の権力闘争から委員会決定まで
2月議会が25日から始まります。
その前に、新しい今年の議会構成を決める世話人会というものが開催され、各会派からの代表者が出席し協議を行います。
私、赤木幸仁は今回代表者として参加しました。
今回大きく揉めたのが、最大会派「自由民主党・県民会議」VS「自由民主党」および「改革21」となってしまった特別委員会設置についてでした。
特別委員会とは、簡単に言えばその時々に必要な議論を専門的に行う委員会です。長崎県の喫緊の課題や部局横断する議論ができる委員会となります。
令和元年度は
「離島・半島地域振興」
「IR・観光振興対策」
「九州新幹線西九州ルート・交通対策」
この3つの特別委員会が設置され、私は「九州新幹線西九州ルート・交通対策」に所属し活動しておりました。
この活動から、現場や様々な事実を知ることとなり、大変有意義に学ぶことができましたが、先日BLOGで書いた
このように、また新たなフェーズに入ってきたものと感じておりました。
まず、長崎県最重要課題は人口減少対策です。これは知事も毎回述べております。
であるならば、この人口減少対策に特化した特別委員会を設置し、様々な施策を行うことが求められると判断致しました。ですから、私が所属する「改革21」会派では、人口減少対策の特別委員会設置を強く求めました。また、これまで設置してきたIRと新幹線の委員会に対して、移動と観光は密接に絡んでいくことから、包括した議論が行えるように「観光振興・交通対策」とし、議論に臨みました。
会派の代表として世話人会に出席しておりましたが、この特別委員会の名称をめぐり紛糾。
「自由民主党・県民会議」から再三にわたり、なぜ「IR」「新幹線」の看板を下ろすのか?まだまだ専門的に議論すべきでは?との意見を言われました。
自由民主党・県民会議案
我々は看板を掲げる下ろすとかではなく、議論していく中身が大事だとのことを再三応えさせて頂いたのですが、全く理解してもらえませんでした。
確かに、県の重要課題である「IR」や「新幹線」について推進・慎重・反対含め議論していくことはこれからも必要です。それを考えての特別委員会の割り振りではあったのですが、看板に拘る側と中身に拘る側で視点が違い折り合いがつかず、全員協議会で起立採決となりました。
多決まったのが以下の委員会となります。
「離島・半島地域振興特別委員会」
・離島、半島地域振興対策
・有人国境離島法対策
・離島地域航路、航空路対策
「観光振興・交通対策」
・IR対策
・新幹線対策
・観光振興対策
・国際戦略
・交通対策
「人口減少・雇用対策」
・社会減対策
・人材確保対策
・若者、女性対策
そして、各委員会の委員長ポスト、委員の配置も2月20日決まりました。
それが以下となります。
私は希望通り文教厚生委員会に所属となりました。
また議会改革も今のうちにできるよう、議会運営委員会にも所属させて頂けるようになりました。
これからもさらに頑張っていきます。
何卒宜しくお願い致します。